カグヤリベルテ（2014年生、母ムーンライトガーデンズ）

カグヤリベルテ（2014年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時16歳）と交配したムーンライトガーデンズが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。主な勝ち鞍は2018年の芳醇なワインの産地空知特別(一般C3-2)。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2017年）

8月8日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、びらとり温泉美味い宿ゆから賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキューティーメガミを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るキラリキラキラを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

9月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュネットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったキャノンプレートに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4歳（2018年）

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のデンコウタカミーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月23日、連闘で迎えた11戦目は、千両特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエフティリンダに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松木大地騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4月18日、中5週で迎えた14戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったハーレックに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったブルーフォースに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8月2日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、富山出身亮平賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、本日楽天競馬で10%還元賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るエムティシルバーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

8月28日、中1週で迎えた21戦目は、アサギリソウ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、リンドウ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（6戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた23戦目は、芳醇なワインの産地空知特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマリノアマゾネスを別次元の末脚でアタマ差だけ差し切って6勝目を奪取した。

10月24日、連闘で迎えた24戦目は、桂特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったララロワに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で迎えた25戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた26戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、シュウメイギク賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた27戦目は、カンザキアヤメ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた28戦目は、クリスマスイブ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5歳（2019年）

2月1日、中5週で迎えた29戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、ブランケット賞（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。