トミケンコマンド（1999年生、母ムラノリマンド）

Tomiken Command

1999.04.30

トミケンコマンド（1999年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時10歳）と交配したムラノリマンドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は貞広 賢治。戦績は、地方13戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の若駒特別。

経歴

デビュー前

出川龍一厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2001年）

7月2日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は499kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハシルデショウを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したノムラリューオーを差し切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒特別（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のレオコウテイをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

9月25日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のサルビア特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイントグリーンを差し切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

4月18日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦の春蘭特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた6戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のアカシヤ特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

7月20日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の朝顔特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた10戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマリーゴールド特別（大井ダート1590m 内回り 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のナチュラルステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4歳（2003年）

1月23日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1三イ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったフジノスペインを半馬身捉え切れず2着となった。