コウセイチャンプ（2001年生、母ケンセイメゴ）

コウセイチャンプ（2001年4月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋チャンプ（チャンピオン）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時15歳）と交配したケンセイメゴが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は杉安牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C13。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

7月19日、デビュー戦は小坂忠士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

3歳（2004年）

1月21日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の如月賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた5戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた9戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた10戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた11戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファレジーナに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた13戦目は、えびの特別（荒尾ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた14戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノスカーレットをクビ差制して2勝目をゲットした。

8月13日、連闘で迎えた15戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤孝鎮騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた16戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で後藤孝鎮騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中0週で迎えた17戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で後藤孝鎮騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた18戦目は、林卓磨騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林卓磨騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロデオドライブからクビ差の2着となった。

10月26日、連闘で迎えた20戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた21戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた23戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。