コスモライトニング（2003年生、母バリーリーズン）

コスモライトニング（2003年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋稲光」。毛色は鹿毛。種牡馬のイシノサンデー（当時10歳）と交配したバリーリーズンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は松坂長寿。戦績は、中央平地8戦0勝、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は2006年のフォーチュネイト寒椿特別。

経歴

デビュー前

当歳のとき、松坂長寿から「八戸10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、松坂長寿から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、松坂長寿から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって126万円で落札された。

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月9日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田鉄平騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3歳（2006年）

1月19日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイト寒椿特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田鉄平騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のキョウエイジェイドに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田鉄平騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3月26日、中6週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田鉄平騎手（6戦1勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた9戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

8月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の向日葵特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月27日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、本多正賢騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグラジオラス特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

9月19日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた12戦目は、3歳戦の萩特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本多正賢騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の若鷹特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本多正賢騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

10月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦の白風スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本多正賢騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の野菊特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で本多正賢騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の乃東スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月20日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、3歳戦の若武者特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は本多正賢騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4歳（2007年）

1月10日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた18戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

2月6日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた19戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。