ヤマニンアワード（1988年生、母ヤマニンフェーム）

Yamanin Award

1988.05.21

ヤマニンアワード（1988年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時13歳）と交配したヤマニンフェームが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

4月21日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマヤノライジンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこけもも賞（新潟芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて4着に敗れた。

6月1日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のかきつばた賞（京都芝2400m 外回り 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた4戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月4日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。