ランドコビー（1996年生、母クイックスミレ）

ランドコビー（1996年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のビワハヤヒデ（当時6歳）と交配したクイックスミレが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、中央障害7戦0勝2着1回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1999年のゴールデンシリーズ第8戦。

経歴

デビュー前

高橋直厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

11月7日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月29日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（1999年）

3月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したスズノウイングを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月18日、連闘で迎えた8戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のゴールデンシリーズ第8戦（新潟(地)ダート1700m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクインテスハートに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のかきつばた賞（中京芝2500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた12戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

8月1日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

8月21日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

12月4日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2000年）

1月8日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた19戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカハマスキーから半馬身差の2着となった。

3月19日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた23戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 小雨）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。