モエレビッド（2000年生、母ワンボールドビツド）

Moere Bid

2000.03.24

モエレビッド（2000年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアルカング（当時12歳）と交配したワンボールドビツドが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場（三石）。戦績は、地方15戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

8月28日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノビッグに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月25日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

3歳（2003年）

1月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパトリオットに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

1月31日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の若駒特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4歳（2004年）

10月7日、約20か月半の休養明けで迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、中地雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月26日、中4週で迎えた7戦目は、一般C2五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般C2四 C3一（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は中地雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

5歳（2005年）

1月27日、中4週で迎えた9戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中地雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、トウカイアモールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマジカルアローに3馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

3月31日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシンプウポニータをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

5月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。