ナリノレッドスター（2015年生、母ファイブスター）

Narino Red Star

2015.02.07

ナリノレッドスター（2015年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋紅い星。母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時18歳）と交配したファイブスターが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2019年の日光川特別(一般C7)。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

4月28日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

7月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月5日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のケイサンハリソンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2019年）

1月2日、中3週で迎えた4戦目は、一般C18（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた5戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のレイナデルビエントをハナ差振り切って2勝目を手にした。

3月27日、中7週で迎えた6戦目は、五条川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月23日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、名古屋モーニングフィーバー10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカズグレゴリオに約14馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月21日、中3週で迎えた8戦目は、日光川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（5戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラヴィングフレームに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5歳（2020年）

2月9日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5月10日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの五泉特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

12月1日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ルアスドゥーナッハにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6歳（2021年）

1月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月8日、約8か月の休み明けで迎えた14戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

9月21日、中1週で迎えた15戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマジュンヒルズに6馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

10月6日、中1週で迎えた16戦目は、新穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、キッズウヤウムヤーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた18戦目は、ファンです★笠松（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノーザンピークに2馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

11月26日、中1週で迎えた19戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、木枯らし賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた20戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた21戦目は、イチローさん記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

7歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた23戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（5戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のアンジェロッティを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

8月25日、約6か月半の休み明けで迎えた25戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、鍋平高原特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた26戦目は、ホロライブ獅白ぼたん誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松本剛志騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のラディアンスウェイに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月23日、中1週で迎えた27戦目は、秋涼特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた28戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた29戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

デビュー前

加藤幸保厩舎（笠松）へ入厩。

11月2日、デビュー戦は松本剛志騎手を鞍上に据えて、一般C8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は431kg。7頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。

デビュー前

加藤幸保厩舎（笠松）へ入厩。

12月1日、デビュー戦は及川烈騎手を鞍上に据えて、一般C9（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての2番ゲートからスタート。競走除外となった。