アイアイジュリアン（1997年生、母アイアイビユテイー）

アイアイジュリアン（1997年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時14歳）と交配したアイアイビユテイーが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ノースガーデン。戦績は、地方31戦10勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の一般C3十。

経歴

デビュー前

中村憲和厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1999年）

8月13日、デビュー戦は山田博美騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマグニキャストから1馬身半差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニシカワオーをハナ差制して初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

6月30日、約10か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田博美騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィナーズトライから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田博美騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田博美騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカントウセダンをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

8月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田博美騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田博美騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイビューティに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田博美騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウセイキングに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

10月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3（足利ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山田博美騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山田博美騎手（9戦4勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山田博美騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山田博美騎手（11戦4勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミマツグロリーに1馬身半の差をつけて制した。

12月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山田博美騎手（12戦5勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山田博美騎手（13戦5勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2001年）

1月10日、中1週で迎えた15戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で山田博美騎手（14戦5勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月9日、約6か月の休み明けで迎えた16戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山田博美騎手（15戦5勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で山田博美騎手（16戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ハ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で山田博美騎手（17戦5勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた19戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C3ホ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のビーマイサンに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3ニ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のカネシンマイルズに3/4馬身の差をつけて7勝目をゲットした。

5歳（2002年）

6月21日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた23戦目は、木村龍二騎手を鞍上に迎えて、一般C3五ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

7月31日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた24戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3十（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミヤウンライデンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて8勝目を収める

9月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマイティーホープをアタマ差振り切って9勝目を手中に収めた。

10月11日、中4週で迎えた27戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモチェリーを上がり1位タイの末脚でハナ差だけ差し切って10勝目を達成した。

10月31日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2五六（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月13日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

6歳（2003年）

6月19日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた30戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた31戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。