ウルトラキング（2009年生、母リフレ）

ウルトラキング（2009年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時8歳）と交配したリフレが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）平成ファーム。戦績は、地方25戦7勝2着4回。2013年の佐賀皐月賞(地方重賞)に勝利した他、2013年の夏至賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平成ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2011年）

8月27日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカミノプレゼントに約11馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2012年）

3月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノフローライトをクビ差だけ差し切って優勝

5月13日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の鯱の門特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の仙水峡特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の七ツ釜特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったラブミークリームに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の青島特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の里帰りジョッキーズカップウエルカムカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月12日、中2週で迎えた9戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の高千穂峡特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラブミークリームに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

9月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の佐賀城特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（8戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るウインクシャイナを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた13戦目は、ノベンバー特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったギルドマスターに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月1日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、ターコイズ特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

4歳（2013年）

1月6日、中4週で迎えた15戦目は、ジャニュアリー特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた16戦目は、ガーネット特選（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（13戦3勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、アメジスト特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（14戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のミヤノストリートに2馬身の差をつけて制した。

2月24日、中1週で迎えた18戦目は、仲春賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（15戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコパノモーニングに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月23日、中3週で迎えた19戦目は、アルメリア賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（16戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上B4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（17戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のミヤノストリートに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月29日、中0週で迎えた21戦目は、スイートピー特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で真島正徳騎手（18戦5勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

5月11日、中1週で迎えた22戦目は、地方重賞の佐賀皐月賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で真島正徳騎手（19戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモガラサに3馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、あやめ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた24戦目は、地方重賞の夏至賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（20戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したリアリーザワールドにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月3日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、3歳以上B4（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。