マウンテンハンター（1993年生、母スイートフェイ）

マウンテンハンター（1993年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスホール（当時7歳）と交配したスイートフェイが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の4歳C1。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

11月4日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた2戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

3歳（1996年）

1月5日、中5週で迎えた3戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

8月10日、約7か月半の休養明けで迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月18日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ニ（三条ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンチャンスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月4日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた7戦目は、4歳C2イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイアンリーダーから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカジャルダンに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

11月30日、連闘で迎えた9戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢信夫騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモスクランブルに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月30日、中3週で迎えた10戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大沢信夫騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1997年）

4月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、一般C4イ（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大沢信夫騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナカハマボンドに2馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

4月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、一般C3（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大沢信夫騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた13戦目は、越後特別（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大沢信夫騎手（7戦4勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大沢信夫騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナモンスターからクビ差の2着に甘んじた。