ランド（1990年生、母Laurea）
Lando
1990.01.23
ランド（1990年1月23日）は、ドイツで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のAcatenango（当時8歳）と交配したLaureaが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦1勝、海外23戦9勝。1993年、1994年とバーデン大賞(独・G1)を連覇した他、1995年のメルク・フィンク銀行賞(独・G1)に勝利するなど、G1級競走7勝を含む重賞8勝を挙げた。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 24戦10勝 [10-3-1-10/24]
- 総賞金国内
- 1億3,536万円
- 生年月日
- 1990年1月23日
- 出生国
- ドイツ
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- H.イエンチ海外
- 馬主
- イットリンゲン牧場
- 生産者
- Gestut Hof Ittlingen
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のLaureaは海外4戦0勝。祖母のLicataは海外重賞1勝（独国）。曾祖母のLibertyは海外2戦2勝。父のAcatenangoは海外G1・7勝（独国[6勝],仏国）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Literat＝Liberty | 3×3 | 25% |
| 牡 | Hyperion | 5*6×6 | 6.25% |
| 牡 | Nearco | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Ticino | 6×6*6 | 4.68% |
| 牡 | Bahram | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Phalaris | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Arjaman | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Indus | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Deiri | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Solario | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Tetratema | 5*7 | 3.9% |
| 牡S | Hurry On | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Cyllene | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Friar's Daughter | 7*7×7 | 2.34% |
5代血統表
| 父の父Surumu1974（GER） | Literat1965（GER） | Birkhahn | Alchimist | |
| Bramouse | ||||
| Lis | Masetto | |||
| Liebeslied | ||||
| Surama1970（GER） | Reliance | Tantieme | ||
| Relance | ||||
| 父Acatenango1982（GER） | Suncourt | Hyperion | ||
| Inquisition | ||||
| Aggressor1955（GB） | Combat | Big Game | ||
| Commotion | ||||
| 父の母Aggravate1966（GB） | Phaetonia | Nearco | ||
| Phaetusa | ||||
| Raven Locks1945（GB） | Mr. Jinks | Tetratema | ||
| False Piety | ||||
| Gentlemen's Relish | He | |||
| Bonne Bouche | ||||
| 母の父Sharpman1976（IRE） | Sharpen Up1969（GB） | エタン | Native Dancer | |
| Mixed Marriage | ||||
| Rocchetta | Rockefella | |||
| Chambiges | ||||
| Miss Manon1970（FR） | ボンモー | Worden | ||
| Djebel Idra | ||||
| 母Laurea1983（IRE） | Miss Molly | Molvedo | ||
| Miss Glasso | ||||
| Dschingis Khan1961（GER） | Tamerlane | Persian Gulf | ||
| Eastern Empress | ||||
| 母の母Licata1973（GER） | Donna Diana | Neckar | ||
| Donatella | ||||
| Liberty1966（GER） | Birkhahn | Alchimist | ||
| Bramouse | ||||
| Lis | Masetto | |||
| Liebeslied | ||||
血統分類
- サイアーライン
- アルヒミスト系
- ファミリーナンバー
- 7-b
レース成績
経歴
3歳（1993年）
5月9日、3歳G2のメールミュルヘンスレネン（ドイツ・ケルン芝1600m）に出走。14頭立てのレースに臨んだ。6着に敗れた。
6月13日、3歳G2のウニオンレネン（ドイツ・ケルン芝2200m）に出走。9頭立てのレースに臨んだ。7着に敗れた。
7月4日、3歳G1のドイチェスダービー（ドイツ・ハンブルク芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。19頭立ての12番人気でレースに臨んだ。最後は、2着のMonsunに1馬身半の差をつけてG1初挑戦初制覇を果たした。
8月15日、6頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったKornadoから1馬身差の2着に敗れた。
9月5日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。7頭立ての1番ゲートからスタート。最後は、2着のプラティニをクビ差制して2つ目のG1タイトルをつかんだ。
4歳（1994年）
6月5日、8頭立てのレースに臨んだ。7着に敗れた。
6月26日、G2のハンザ賞（ドイツ・ハンブルク芝2200m）に出走。8頭立ての9番ゲートからスタート。最後は、2着のSternkoenigに半馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルを奪取した。
7月24日、G1のメルク・フィンク銀行賞（ドイツ・デュッセルドルフ芝2400m）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月7日、G1のアラルポカル（ドイツ・ゲルゼンキルヒェン芝2400m）に出走。6頭立ての1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月4日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のMonsunに2馬身の差をつけて3つ目のG1タイトルを奪取した。
10月2日、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。20頭立ての16番人気で大外20番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月16日、G1のジョッキークラブ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番ゲートからスタート。最後は、2着のSuave Ternに6馬身の差をつけて4つ目のG1タイトルを手に入れた。
5歳（1995年）
5月28日、10頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。
6月18日、G1のミラノ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。鞍上はM.ロバーツ騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番ゲートからスタート。最後は、2着のBroadway Flyerに2馬身1/4の差をつけて5つ目のG1タイトルを手にした。
7月23日、G1のメルク・フィンク銀行賞（ドイツ・デュッセルドルフ芝2400m）に出走。9頭立ての大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のLarocheに2馬身半の差をつけて6つ目のG1タイトルを奪取した。
9月3日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月1日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上はM.ロバーツ騎手（3戦2勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。4着を確保した。
10月28日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・ベルモント パーク芝2414m）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（4戦2勝）。13頭立ての7番ゲートからスタート。0着に敗れた。
11月26日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でM.ロバーツ騎手（5戦2勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒシアマゾンに1馬身半の差をつけて最強馬の称号を手にした。