イブキギャランティ（1986年生、母ラツキーカホー）
Ibuki Guaranty
1986.03.13
イブキギャランティ（1986年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスポーツキー（当時14歳）と交配したラツキーカホーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）田淵牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬。
経歴
デビュー前
中尾謙太郎厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1988年）
11月6日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。
11月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のホリノノーザンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（1989年）
1月22日、中8週で迎えた3戦目は、4歳400万下の寒梅賞（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。
2月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下の梅花賞（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
2月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
3月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。
4月15日、中4週で迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1700m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。
4歳（1990年）
3月3日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。
3月18日、中1週で迎えた9戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。
3月31日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。
4月22日、中2週で迎えた11戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の青葉城特別（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。
6月16日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。
6月24日、連闘で迎えた13戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた14戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
10月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月23日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた18戦目は、勝田浩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月13日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は黒木豊騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクマッハから3/4馬身差の2着となった。
11月27日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒木豊騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5歳（1991年）
1月24日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた22戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗林宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
2月17日、連闘で迎えた24戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で栗林宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のトゥギャザーをクビ差制して久方ぶりに勝ち星を挙げた。
3月7日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗林宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月27日、中2週で迎えた26戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で栗林宏騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月11日、中1週で迎えた27戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月2日、中2週で迎えた28戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤村龍也騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月17日、約6か月半の休養明けで迎えた29戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は栗林宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月19日、中4週で迎えた30戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗林宏騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（1992年）
1月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤村龍也騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月16日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。