ビナシルキー（2014年生、母ロマンスビコー）

ビナシルキー（2014年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋絹の感触の」。毛色は鹿毛。種牡馬のケイムホーム（当時15歳）と交配したロマンスビコーが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤スタッド。戦績は、地方24戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の私飲んでます逃げない水素水36。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

有馬澄男厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2016年）

10月25日、デビュー戦は竹村達也騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

11月24日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったマックスステラに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2017年）

1月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシハツレッシャに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の応援してます笠松ケイバ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ビマジョに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ブレイビットアウトに交わされて5馬身差の2着となった。

4月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の三浦哲郎誕生日レース（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のニャンコをアタマ差振り切って2勝目を手中に収めた。

5月31日、中2週で迎えた14戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のあじめ峡賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の私飲んでます逃げない水素水36（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスカイプリンセスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月3日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の花オクラ特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（14戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のおしろいばな特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（15戦3勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のめいほう高原特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（16戦3勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の仲秋特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（17戦3勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（18戦3勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の好きです!笠松競馬（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（19戦3勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた24戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。