ミスマーベル（2010年生、母ハートアンドアロー）

Miss Marvel

2010.03.19

ミスマーベル（2010年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時13歳）と交配したハートアンドアローが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒谷 輝和。戦績は、地方14戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

柿本政男厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2012年）

11月2日、デビュー戦は脇田創騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は516kg。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

12月6日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

3歳（2013年）

1月11日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

2月8日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた4戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のゴールドグローバルに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月12日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月1日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、柿本量平騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本量平騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスガノファンタジーを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月10日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の楽天競馬賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

10月31日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた13戦目は、彩たまご賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。