オセアジャスティス（2018年生、母グラシエトウショウ）

Ocea Justice

2018.03.22

オセアジャスティス（2018年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オセアニアより+強い正義感を感じさせる」。毛色は鹿毛。種牡馬のマクフィ（当時11歳）と交配したグラシエトウショウが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田 和男。主な勝ち鞍は2021年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、土田和男から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、土田和男から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、IHR組合によって572万円で落札された。

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月23日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は516kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のゼータをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月20日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

4歳（2022年）

1月8日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

5月22日、中6週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

7月10日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた8戦目は、アイスクリン特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた9戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、スピードコーナーに交わされて2馬身差の2着となった。

8月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るルミナスゲートを次元の違う末脚で半馬身差し切って久方ぶりに美酒を浴びた。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、ダリア特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったダノンロイヤルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月1日、中2週で迎えた12戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、姫熊りぼん三周年特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジュンパッションを鮮やかな末脚で半馬身差し切って1番人気に応えた。

10月29日、中1週で迎えた14戦目は、ハロウィン特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のペイシャワキアに2馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

11月13日、中1週で迎えた15戦目は、マチカネカミカゼ特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた16戦目は、セニョールベスト特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトレイトセオリーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた17戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、星ヶ丘公園特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた18戦目は、C1-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5歳（2023年）

1月17日、中2週で迎えた19戦目は、一般B C1（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた20戦目は、二十三士公園特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、土田和男から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、土田和男から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、IHR組合によって572万円で落札された。

工藤真司厩舎（高知）へ入厩。

2月14日、デビュー戦は多田羅誠也騎手を鞍上に据えて、嫉妬の炎特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。