ジュンビクトワール（2022年生、母ペンカナプリンセス）

Jun Victoire

2022.04.24

ジュンビクトワール（2022年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+勝利(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時11歳）と交配したペンカナプリンセスが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ムサシレーシングによって1,870万円で落札された。

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月20日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2025年）

7月13日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ベネスピラに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたメイショウコウベ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中2週で迎えた5戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。