コルテージュ（2005年生、母ミスブレックフィールド）

コルテージュ（2005年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイングアロー（当時10歳）と交配したミスブレックフィールドが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方31戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤川松男から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、藤田孟司によって315万円で落札された。

住吉朝男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2007年）

7月16日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は416kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のノエシスに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月26日、中5週で迎えた3戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3歳（2008年）

2月20日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったフセノハンターにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

3月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイスカイドリームに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

5月5日、中3週で迎えた10戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったヴイセヨオレタチに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

5月28日、中2週で迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた12戦目は、3歳F2三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンサンキングをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

7月23日、中3週で迎えた13戦目は、3歳F2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月2日、中5週で迎えた14戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタガノブラックヒルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたトミノサルート決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月27日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモコロレを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2009年）

1月1日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

1月27日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のコスモアイに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月10日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた23戦目は、近畿・中国・四国地区交流特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で大山真吾騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は板野央騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリミットレスパワーを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

4月14日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6月30日、中5週で迎えた28戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

8月27日、中7週で迎えた29戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

9月30日、中4週で迎えた30戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。