マブルーク（2017年生、母ディルガ）

Mabrook

2017.03.11

マブルーク（2017年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「おめでとう、素晴らしい（アラビア語）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキズナ（当時7歳）と交配したディルガが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社 ノースヒルズ。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月19日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3歳（2020年）

3月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/不良）に出走。17頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では伸びが続かず、6着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 雨/重）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦0勝）。17頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

6月14日、中7週で迎えた9戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

8月8日、中6週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

2020年8月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。