トウカイジェンヌ（1999年生、母ニホンピロコカワ）

トウカイジェンヌ（1999年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母母母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時11歳）と交配したニホンピロコカワが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は的場牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般C4 17。

経歴

デビュー前

1歳のとき、的場牧場から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

7月28日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

10月26日、中8週で迎えた4戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4歳（2003年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月8日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックシャトーから8馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサプルメアーからクビ差の2着に甘んじた。

5月10日、中5週で迎えた8戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグラムドリングに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月1日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4 13（高崎ダート1330m 雨/不良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4 17（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワアーサーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月6日、中1週で迎えた11戦目は、疾風特別（高崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリークタワから1馬身半差の2着に敗北した。

8月23日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ブロンズサドル賞（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。