シマノヤヨイ（1988年生、母オンワードヤヨイ）

シマノヤヨイ（1988年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時11歳）と交配したオンワードヤヨイが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三澤牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、中央障害2戦0勝、地方23戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の九千部賞(C1)。

経歴

デビュー前

斉藤義美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

5月5日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

6月8日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、斉藤博美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は村山明騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で村山明騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で村山明騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月22日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で村山明騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた9戦目は、出口敏幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた10戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は出口敏幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

11月24日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（9戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（1992年）

1月18日、中4週で迎えた15戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月23日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のボンマルシエに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月25日、中4週で迎えた18戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロスパトラから3馬身差の2着に敗北した。

5月2日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のギフテイツドに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月8日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーコックスからハナ差の2着に甘んじた。

7月6日、中1週で迎えた23戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のツギタテブリッチに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

8月22日、中6週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた25戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（8戦3勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1993年）

3月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（9戦3勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（10戦3勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた29戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（11戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた30戦目は、松岡重己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた31戦目は、大島静夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月28日、中5週で迎えた32戦目は、大久保真二騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた33戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた34戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた35戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、RKK特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月21日、約3か月半の休み明けで迎えた36戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、とびうめ特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた38戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1994年）

1月4日、中1週で迎えた39戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。