アローサンサン（2000年生、母オリエンタルビート）

アローサンサン（2000年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋太陽」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時13歳）と交配したオリエンタルビートが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）平成ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2002年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平成ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

橋本和男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

9月18日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/重）に出走。馬体重は403kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキボーノメッセージを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、上川将幸騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のプリンスリートロフィー（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月28日、中3週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた4戦目は、2歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上川将幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上川将幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳F1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（2003年）

1月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上川将幸騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

10月1日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上川将幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C5-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上川将幸騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上川将幸騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は上川将幸騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上C4-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上川将幸騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上川将幸騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。