タイキバルドル（2020年生、母タイキキララ）

タイキバルドル（2020年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+北欧神話の光の神。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時19歳）と交配したタイキキララが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社ビクトリーホースランチ。主な勝ち鞍は2023年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月5日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のココナッツブラウンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月2日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

11月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

4歳（2024年）

2月10日、中9週で迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（3戦1勝）。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

5月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。

5月25日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた8戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

10月20日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの十日町特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。