マキバテンペスト（1987年生、母アサユウコウ）

マキバテンペスト（1987年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時21歳）と交配したアサユウコウが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は（株）千葉新田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方10戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

2月24日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は494kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ウイルムーンにクビ差交わされて2着となった。

6月16日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4歳（1991年）

2月3日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安達昭夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

4月27日、中5週で迎えた12戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月11日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1992年）

4月21日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は白谷正美騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、三坂博文騎手を鞍上に迎えて、一般D2ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパイナップリンセスから半馬身差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は白谷正美騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。