ダンツイキオイ（2015年生、母ベラドーラⅡ）

ダンツイキオイ（2015年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋元気、威勢があること」。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時10歳）と交配したベラドーラⅡが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C2 16。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって702万円で落札された。

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

8月11日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のイチザティアラを半馬身振り切って初白星を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた4戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、的場文男チャレンジカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた5戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったタムロムーンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールデンボーイに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2019年）

1月6日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、マイネルデインティに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、メイショウマユズミに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月10日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、ヒヤシンス賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。