トガミエンジェル（1998年生、母エバーグリーン）

トガミエンジェル（1998年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のレオグリングリン（当時11歳）と交配したエバーグリーンが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒谷輝和。戦績は、地方19戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒谷英俊から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、山形県馬主会によって178.5万円で落札された。

太田勝雄厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2000年）

5月29日、デビュー戦は須田英之騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳A3（上山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は425kg。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた2戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳B1（上山ダート800m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳A3（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳B1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳B1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーアツコに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋久輝騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋久輝騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小嶋久輝騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小嶋久輝騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（2001年）

2月12日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、成松修一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタカラタカラを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で成松修一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で成松修一騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゲンキダマに交わされて1馬身差の2着となった。

5月27日、中2週で迎えた16戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

7月22日、中5週で迎えた18戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノスズランをハナ差制して2勝目をゲットした。

8月4日、中1週で迎えた19戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。