サンライトロバリー（1997年生、母エプソムジョーオー）

サンライトロバリー（1997年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時10歳）と交配したエプソムジョーオーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年のオリオン座特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2000年）

7月14日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた2戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアインメッサーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月7日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2001年）

6月7日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、一般C3二（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したカヤスイマーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシュートデットにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月14日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のピアパールに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月23日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のメイプルシュガーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月7日、中1週で迎えた8戦目は、鞆の浦特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた9戦目は、涼風特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井竜一騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井竜一騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったイブキハイラインにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉井竜一騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のプレジャートーイをクビ差振り切って4勝目をマークした。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、文京区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井竜一騎手（10戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた13戦目は、オリオン座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のリンドウラカワに2馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

5歳（2002年）

4月12日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた14戦目は、かんむり座特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた15戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた16戦目は、一般B3五（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3四（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタカトモサイクロンに1馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、パームツリー賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた20戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のデネブ賞（大井ダート1690m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた22戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月9日、中7週で迎えた23戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

6歳（2003年）

1月19日、中3週で迎えた26戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。