アローグットターン（2002年生、母アローダンスハート）

アローグットターン（2002年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスカミカゼ（当時9歳）と交配したアローダンスハートが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）丹羽牧場。戦績は、地方20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳F43。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丹羽牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって189万円で落札された。

橋本和男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2004年）

5月26日、デビュー戦は松平幸秀騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は399kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月24日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート820m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた6戦目は、2歳F31（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、上川将幸騎手を鞍上に迎えて、2歳F41（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、2歳F31（園田ダート820m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた9戦目は、2歳F32（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた10戦目は、2歳F32（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、2歳F31（園田ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳F32（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキューティホークを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

12月15日、中1週で迎えた13戦目は、2歳F31（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

3歳（2005年）

1月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳F41（園田ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳F33（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳F33（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた17戦目は、3歳F32（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳F43（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月24日、連闘で迎えた19戦目は、3歳F43（姫路ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアローリネージュを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

3月29日、中4週で迎えた20戦目は、3歳F23（姫路ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。