オンリーワンウェイ（1990年生、母スノーシヨツト）

オンリーワンウェイ（1990年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のベリフア（当時14歳）と交配したスノーシヨツトが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方27戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の一般C3ハ。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

6月19日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4歳（1994年）

2月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

7月3日、中8週で迎えた6戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月28日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5歳（1995年）

4月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた8戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモノマルゼンをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

5月9日、連闘で迎えた10戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイアナギアから2馬身半差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3ロ（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた12戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、水無月特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンニホシから半馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた15戦目は、文月特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた17戦目は、セプテンバーカップ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた19戦目は、長月特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートチャンスから3馬身差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた23戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（上山ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1996年）

4月15日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡邊一道騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡邊一道騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた31戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（14戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（15戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた34戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（16戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。