パイロスコープ（2018年生、母ジャパニーズウィスパー）

Pyroscope

2018.05.01

パイロスコープ（2018年5月1日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時13歳）と交配したジャパニーズウィスパーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2022年の一般C3七八。

経歴

デビュー前

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

4歳（2022年）

2月8日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は523kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグリーンフラッシュに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、中3週で迎えた2戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のヒナノチョウテンに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月30日、中2週で迎えた3戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウエイトジャッジに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月19日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦3勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサイレンスディガに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2023年）

10月2日、約17か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月7日、中8週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた6戦目は、C3一 二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦3勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したエルマスフエルテに半馬身届かず2着に敗北した。

6歳（2024年）

1月26日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3一（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（6戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、5着に終わった。