ワンダフルガイ（2021年生、母ワンダフルメモリー）

ワンダフルガイ（2021年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部+男」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時12歳）と交配したワンダフルメモリーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は茨城県、生産者は栗山牧場（株）。戦績は、中央平地1戦0勝、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の隆惟・杏奈結婚式記念杯特編(B七)。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月8日、デビュー戦は水沼元輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は534kg。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

3歳（2024年）

7月9日、約9か月の休養明けで迎えた2戦目は、甲賀弘隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の隆惟・杏奈結婚式記念杯特編（金沢ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るランハルトを異次元の末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

7月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の楽々は辰年女の24歳☆生誕祭2024記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲賀弘隆騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた4戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登半島地震復興応援杯（53）（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた6戦目は、浪人生道廣友紀くんお誕生日おめでとう杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は甲賀弘隆騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた7戦目は、能登半島地震復興応援杯（69）（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月24日、中5週で迎えた8戦目は、一般C2十一（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、維真・圭菜☆夫婦爆誕杯特別編成（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた10戦目は、能登半島地震・豪雨被災地応援感謝特別（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

4歳（2025年）

9月13日、約8か月半の休養明けで迎えた11戦目は、佳彦&紗裕美ウェディング記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマルカンマイヤーに2馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

9月23日、中0週で迎えた12戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた13戦目は、Misskey競馬部百万ノート記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド金沢第2戦（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったセイラダンサーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月11日、中2週で迎えた15戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、香林坊ツリー・ファンタジー特別（金沢ダート900m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るペタルブランシュを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を収める

11月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1九（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。