チルノ（2016年生、母Chill）

Chillno

2016.02.26

チルノ（2016年2月26日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より」。毛色は芦毛。種牡馬のKingman（当時5歳）と交配したChillが13歳のときに産んだ仔が本馬である。

経歴

デビュー前

4歳のとき、ハクレイファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、鬼塚義臣によって506万円で落札された。

金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

9月30日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/重）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月18日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったチビラーサンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

12月2日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤工真騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では出色の末脚を披露し、3着に入った。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤工真騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、5着に終わった。

3歳（2019年）

5月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤工真騎手（5戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月30日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤工真騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

9月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた8戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、もみじ賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた9戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、メトロポリタン盛岡NEW WING賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。