シゲルスエテ（2005年生、母レインボーザリンド）

シゲルスエテ（2005年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋望む（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時10歳）と交配したレインボーザリンドが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月21日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

3歳（2008年）

6月1日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた4戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマショウホマレを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオトコブネを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の虹の松原特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の川上峡特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた8戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佐賀城特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の高千穂峡特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レオヤマトに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。