サンライズヒット（1987年生、母ラッキーサンキスト）

サンライズヒット（1987年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒツタイトグローリー（当時14歳）と交配したラッキーサンキストが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地22戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

武田作十郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

7月22日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

10月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3歳（1990年）

1月15日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた11戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月18日、中5週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアトムショウリを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月29日、中5週で迎えた13戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた14戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこでまり賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

10月13日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の堀川特別（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は河内洋騎手（5戦1勝）。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた18戦目は、音無秀孝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で音無秀孝騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

4歳（1991年）

7月27日、約7か月半の休養明けで迎えた20戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、5着を確保した。

8月10日、中1週で迎えた21戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた22戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。