クイックスルー（1988年生、母Cindy Jennings）

経歴

デビュー前

3歳（1991年）

2月23日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったカイエングランディにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

5月4日、中7週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ライフセーバーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月14日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中6週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のモガミルインに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月19日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

4歳（1992年）

6月27日、約8か月の休養明けで迎えた12戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の利尻特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の襟裳特別（札幌芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は細川英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5歳（1993年）

6月21日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた18戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月23日、中0週で迎えた19戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングマスターズに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

9月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2イ（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 小雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1994年）

4月11日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（1995年）

5月10日、約13か月の休み明けで迎えた28戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（11戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般D3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で長橋秀樹騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。