サンキュー（1992年生、母スズノマミー）

サンキュー（1992年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミクニノホマレ（当時20歳）と交配したスズノマミーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本智広。戦績は、中央平地9戦1勝、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は1994年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

6月25日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は424kg。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタヤスマモルに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月6日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた5戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた7戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス（福島芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳400万下の福島アラブ3歳特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた9戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3歳（1995年）

2月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の小梅特別一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月10日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系一般C2一1（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林真治騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1二 C2一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林真治騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林真治騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた15戦目は、木村龍二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系一般C1二 C2一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村龍二騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2一（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村龍二騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた18戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井達也騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1996年）

1月3日、連闘で迎えた20戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般B1 C1（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松井達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C1二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月9日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた23戦目は、荻田恭正騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 21（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。