トーホウガーネット（2010年生、母トーホウレビン）

トーホウガーネット（2010年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のトーホウエンペラー（当時14歳）と交配したトーホウレビンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

11月3日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

3歳（2013年）

3月17日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

5月24日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、マルヨディローゼに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニホンピロソリッドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、コスモオデッセイに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のザワードに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた14戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた15戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた17戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。