ジョウザンヒカリ(1991年生、母シユーザンフオード)
Jozan Hikari
1991.05.11
ジョウザンヒカリ(1991年5月11日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスルタツチ(当時8歳)と交配したシユーザンフオードが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は酒井 源市。戦績は、中央平地17戦0勝2着2回、地方12戦0勝2着1回。
経歴
デビュー前
和田正道厩舎(美浦)へ入厩。
2歳(1993年)
6月20日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬(札幌芝1000m 雨/稍重)に出走。馬体重は450kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。
11月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(東京ダート1600m 晴/不良)に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
11月27日、中1週で迎えた3戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(東京ダート1400m 曇/良)に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。
12月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利(中山芝1200m 外回り 晴/良)に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手(1戦0勝)。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
3歳(1994年)
1月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利(中山ダート1200m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手(2戦0勝)。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。
4月9日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(中山芝1800m 晴/良)に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
7月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(新潟芝1600m 外回り 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。
9月17日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利(中山芝1800m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手(1戦0勝)。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。
10月1日、中1週で迎えた9戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(中山芝1800m 曇/稍重)に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
10月15日、中1週で迎えた10戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島芝2000m 晴/良)に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
10月30日、中1週で迎えた11戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島芝2000m 晴/良)に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。
11月13日、中1週で迎えた12戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島芝2000m 曇/良)に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったヒシビゴースに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
11月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の犬山特別(中京芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は小林久晃騎手(1戦0勝)。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
12月4日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の揖斐川特別(中京芝2500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手(2戦0勝)。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。
4歳(1995年)
3月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の渥美特別(中京芝2500m 晴/良)に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下(中京芝2500m 小雨/良)に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手(1戦0勝)。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
4月29日、中4週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下の桑折特別(福島芝2600m 晴/良)に出走。鞍上は亀山泰延騎手(3戦0勝)。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、リタントゥセンダーにクビ差交わされて2着となった。
11月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた18戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ(新潟(地)ダート1600m 晴/重)に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1イ(新潟(地)ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手(1戦0勝)。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳(1996年)
1月4日、中3週で迎えた20戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、松竹梅特別(新潟(地)ダート1800m 雪/稍重)に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、菜の花特別(三条ダート1700m 曇/不良)に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月13日、連闘で迎えた22戦目は、チューリップ特別(新潟(地)ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手(1戦0勝)。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月6日、中2週で迎えた23戦目は、一般B1ロ(三条ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手(1戦0勝)。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月22日、中1週で迎えた24戦目は、阿賀野川特別(新潟(地)ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手(2戦0勝)。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1イ(新潟(地)ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は阿部正義騎手(2戦0勝)。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1ロ(新潟(地)ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手(3戦0勝)。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスサイクロンから2馬身差の2着となった。
7月1日、中1週で迎えた27戦目は、飯豊連峰特別(新潟(地)ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手(4戦0勝)。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月7日、連闘で迎えた28戦目は、一般B1イ(新潟(地)ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手(5戦0勝)。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月16日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、一般B1イ(新潟(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で阿部正義騎手(6戦0勝)。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。