シャトールーカン（1990年生、母フレッシュブレスド）

シャトールーカン（1990年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のテンパレートシル（当時6歳）と交配したフレッシュブレスドが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マツケン農場。戦績は、中央平地9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年のえのき賞(500万下)。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

5月2日、デビュー戦は岩戸孝樹騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月9日、連闘で迎えた2戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサツマオトコを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

6月6日、中3週で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあざみ賞（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下のえのき賞（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアキノカーシーを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目を収める

7月24日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の別府特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

8月28日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上900万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったロングマサユメに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の競馬法制定70周年記念芦屋川特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。