ハーモニーブレイブ（2016年生、母パナマックス）

ハーモニーブレイブ（2016年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇敢な」。毛色は鹿毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時12歳）と交配したパナマックスが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上欽哉。主な勝ち鞍は2020年の萌え野特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上欽哉から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、日下部勝徳によって810万円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月6日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2019年）

1月12日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

6月8日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた5戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

8月21日、中5週で迎えた6戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマリーンワンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エムオーマックスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、日高山脈チロロ岳賞（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、抜け出したメイショウダンドウにハナ差届かず2着に甘んじた。

10月23日、中1週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアリューカスに7馬身の差をつけて1番人気に応えた。

11月17日、中3週で迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコイン怪獣カネゴン杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったラストマンボに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2020年）

1月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレッカーベルンに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリマヴェージに7馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

2月18日、中2週で迎えた14戦目は、仲春特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた15戦目は、萌え野特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のショウナンサンキュに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月17日、中6週で迎えた16戦目は、一般C1三四五（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

11月11日、約7か月の休み明けで迎えた17戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったジェイケイエピファにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

5歳（2021年）

1月1日、中1週で迎えた19戦目は、初詣賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（9戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

1月26日、中3週で迎えた20戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、風信子賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

7月6日、約5か月半の休み明けで迎えた21戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（10戦3勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。