アナザーワールド（2013年生、母ロイヤルアタック）

アナザーワールド（2013年5月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「別世界」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時11歳）と交配したロイヤルアタックが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

3月27日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月31日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月13日、中1週で迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入った。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したライペンミノルを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、5着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。