シンジェット（1984年生、母シンフエイム）

Shin Jet

1984.04.04

シンジェット（1984年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゲイルーザツク（当時15歳）と交配したシンフエイムが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1986年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

11月9日、デビュー戦は清水英次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るネーハイヤマテスコを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

12月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G1の阪神3歳ステークス（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で清水英次騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

3歳（1987年）

1月5日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下の福寿草特別（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で清水英次騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で清水英次騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下のあずさ賞（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清水英次騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下のあやめ賞（京都芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で清水英次騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4歳（1988年）

10月9日、約17か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で清水英次騎手（7戦1勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた9戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。

10月29日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた11戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず最後はメイショウファラオと並んで8着同着となった。

12月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手（8戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（9戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（1989年）

4月25日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた15戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。