アップティルナウ（2015年生、母スプリングアマイン）

アップティルナウ（2015年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「今に至るまで」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時17歳）と交配したスプリングアマインが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着2回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

1月8日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

3月25日、中6週で迎えた4戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

6月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

7月15日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ホッコータピタンに半馬身交わされて2着となった。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、伸びてきたタイセイパルフェ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月26日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

10月29日、中8週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。