リネンフレンド（1988年生、母キヨパーシヤー）

リネンフレンド（1988年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のテュデナムキング（当時8歳）と交配したキヨパーシヤーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒカル牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

10月7日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1200m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のテンリプリンスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月3日、中2週で迎えた3戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた4戦目は、P.デイ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のさざんか賞（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の千両賞（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

3歳（1991年）

1月15日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月22日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下の秋分特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた12戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

11月9日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい18着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた14戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

4歳（1992年）

4月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から44kg増やして迎えた16戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリブラーフマに4馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

5月10日、中1週で迎えた17戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた18戦目は、若葉賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本忠司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は本忠司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月3日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本忠司騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本忠司騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスダンディーに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

9月1日、中1週で迎えた25戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた26戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は本忠司騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた28戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドウから1馬身差の2着となった。

12月23日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1993年）

2月18日、中7週で迎えた30戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米山哲郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。