ナイスロマン（1996年生、母ナイスショット）

Nice Roman

1996.04.23

ナイスロマン（1996年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時13歳）と交配したナイスショットが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野口牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は1999年のデネブ特別(D3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、野口牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、管藤宗一によって420万円で落札された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

2月6日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したゲイリートマホークを差し切れず、2馬身差の2着となった。

3月14日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月13日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたタラチネ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

7月28日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアスカラコマンドに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月7日、中0週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。

4歳（2000年）

1月30日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は減速してしまい15着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた10戦目は、’00フレンドリーブーツ特別（3）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

9月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。