ジョウノエンドレス（2008年生、母ジョウノベネチア）

ジョウノエンドレス（2008年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋終わりのない」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したジョウノベネチアが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の金剛山特別。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月25日、デビュー戦はC.ウィリアムズ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3歳（2011年）

1月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストブーツ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

2月13日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月23日、中4週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスズカアンペールを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月17日、中3週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。

5月28日、中5週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

7月7日、中5週で迎えた7戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月23日、中6週で迎えた8戦目は、ファビィレイン特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。