ブーブータナチャン（2006年生、母マチカネタナバタ）

ブーブータナチャン（2006年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ブーブー＋母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のラスカルスズカ（当時10歳）と交配したマチカネタナバタが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、地方10戦3勝2着2回。2009年の大樹歴舟川特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

5月15日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、フェアビアンカに半馬身交わされて2着となった。

5月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るモエレエターナルを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2009年）

4月30日、約11か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳オープンの大樹歴舟川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のバーティカルラインに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦のアルキバ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦2勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦2勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

9月2日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、アドマイヤコジーン賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（6戦2勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた8戦目は、スウェプトオーヴァーボード賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川島洋人騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、鈴蘭特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、モエレニアネスに半馬身交わされて2着となった。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、2009馬産地見学ガイドツアー特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で川島洋人騎手（9戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のプリンセスジネブラを半馬身振り切って3勝目を獲得した。