ブレッシングレイン（2017年生、母レインデート）

ブレッシングレイン（2017年2月6日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「祝福の雨。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時15歳）と交配したレインデートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。2023年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、チャンピオンズファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、チャンピオンズファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ノーザンファームによって7,560万円で落札された。

キャロットクラブにて総額9,000万円（22.5万×400口）で一口馬主が募集された。

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月7日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブリジャールをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月3日、中7週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスの百日草特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

3歳（2020年）

9月6日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月18日、中5週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4歳（2021年）

1月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったオンリーワンボーイに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4月10日、中9週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月16日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（6戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月24日、中9週で迎えた9戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの奥尻特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

10月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5歳（2022年）

3月20日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

6月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマサハヤニースをクビ差制して久々に白星を挙げた。

9月17日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2023年）

7月8日、約10か月の休み明けで迎えた14戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2024年）

1月27日、約7か月の休み明けで迎えた15戦目は、牛若丸ジャンプステークス（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月30日、中8週で迎えた16戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2024年4月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。