エスプレンドル（1999年生、母コスモドリーム）

エスプレンドル（1999年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「輝き」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時14歳）と交配したコスモドリームが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方3戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C1-1。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

4月21日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は402kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを5馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天与の敢闘精神で諦めることなく走り切り、4着を確保した。

4歳（2003年）

1月31日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、小林克己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビービーバーサスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月2日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイブキリアリズムを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッピーフローラルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。