カウスリップ（2022年生、母キープセイク）

Cowslip

2022.02.14

カウスリップ（2022年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黄花九輪桜」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時14歳）と交配したキープセイクが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月30日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は536kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

12月22日、中2週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、エコロヴァイスに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

1月13日、中2週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて15番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のアサクサグレースに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

6月21日、中9週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの下北半島特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のマキシマムドライブをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの立待岬特別（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

8月17日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの大通公園特別（札幌ダート1000m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で横山和生騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のパールフロントをクビ差振り切って制した。

9月28日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの外房ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。